見る
見る…当然かと思われるでしょうが一番重要です。
できるだけ近づいてじっくり観察する。
これは基本的なことですが最重要な点検手法です。
雨染みはあるのか、雨染みの範囲はどこからどこまでか
雨漏れの量はどの程度か、穴はあるのか、隙間はあるのか
ひび割れはあるのか
見て触れて点検しますが雨漏れの中には見ても全く見えない隙間から
かなりの量が漏れている場合があります。
これに関しては調査員の経験が重要になります。
撮影
赤外線サーモグラフィで撮影する。
ちょっと専門的になってきました。
赤外線サーモグラフィによる撮影です。
調査1で目で見て怪しいと見当をつけた部分周辺を撮影します。
これについてもただ装置があれば原因が究明できるということではなく調査員の経験と判断が必要となっってきます。
撮影し解析することでより原因に迫ることができます。
水をまく
簡単に言うと、怪しい部分周辺に水をかけてやっぱりここだねと確信を得る為の調査です。
しかーし この調査はそんなに簡単なものではありません。
やみくもに水をかけてもどこから水が入ったのか全くわからなくなります。
漏れているのはわかるが何が何だかわからなくなってしまいます。
散水の結果というのはすぐに水がでてくるものから、かなりの時間差があってでてくるもの
までさまざまです。
散水調査はやらないという選択肢もあるのでやはり調査員の経験と判断力になります。
雨漏れ調査において危険なのは調査員の固定観念です。
この雨漏れはここで間違いないというような固定観念は持たず、当社ではいろいろな観点から慎重に調査することを心がけています。